インビザライン矯正ではアフターサービスの充実も重要
インビザラインには後戻りのリスクもある
後戻りとは、矯正治療後はきれいだった歯並びが時間の経過と共に元の状態に戻ることです。矯正装置を外した直後は歯が動きやすいため、インビザラインに限らず、どの矯正方法を取り入れたとしても後戻りのリスクはゼロではありません。
特に、部分矯正は矯正箇所が限られますので、無理な治療を行うと後戻りしやすくなるでしょう。また、普段から舌を歯に押し付ける癖がある場合や、親知らずが残ったままの場合でも後戻りの可能性が高まるため注意が必要です。
治療終了後も対応してくれる病院を選ぶ
後戻りのリスクを抑えるためには、治療終了後も対応できる歯科医院を選ぶことが大切です。例えば、矯正治療を行った歯を安定させるために保定装置を用いることがあります。
保定装置は治療終了後3年間は装着する必要があると言われているため、歯の状態が固定されるまできちんと定期検診を行ってくれる歯科医院であるか確認しておくと安心です。矯正装置を外したら終わりではなく、その後の経過観察も重要だと意識しておくと良いでしょう。
治療前にアフターサービスを確認しておこう
治療前には、保定装置や定期的な経過観察など、アフターサービスが充実しているか確認するのがおすすめです。歯科医院によってはアフターサービスに対応しておらず、後戻りを防止するためには追加で費用が発生する可能性もあります。
「治療後にどのような対応をしてくれるか」「アフターサービスに費用はかかるか」といったことも含めて質問すると良いでしょう。せっかく矯正した歯並びが元に戻らないよう、十分な注意を払ってください。