インビザラインの治療ではどのような設備が必要？通う前に知っておきたい！

2023/05/30

歯並びを3Dデータに変換する3D光学スキャナー

3D光学スキャナーは、インビザライン治療で用いられる設備の1つです。3Dスキャナーで歯型をスキャンしてから歯並びを3Dデータに変換し、患者さん1人ひとりに合うマウスピースを製作します。

従来の歯列矯正ではシリコンを使って歯型を取るのが一般的でしたが、長時間口を開ける手間や独特のニオイを敬遠する人も少なくありませんでした。3Dスキャナーなら短時間で歯型のスキャンが終わり、患者さんへの負担を最小限に抑えられるため気軽に治療を受けられるでしょう。

セファログラムや歯科用CT

インビザラインの矯正治療にあたっては、セファログラムや歯科用CTを使って顎の骨格などを確認するのが基本です。歯を支える顎の骨の大きさや口元と顔のバランスなどを確認し、矯正治療の難易度を判断します。

従来のレントゲンは2Dのみでしたが、CTを活用すれば3D画像でより詳細な検査・診断が可能です。表面的にはわからないこともセファログラムやCTで明らかにできるため、患者さんに合わせた綿密な治療計画を立てやすくなるでしょう。

3Dシミュレーションソフト

矯正治療後の歯並びを3D動画でシミュレーションできるソフトも、インビザラインには欠かせない設備です。3Dスキャナーやセファログラム、歯科用CTで取得したデータをシミュレーションソフトに入れると、適切な歯並び・噛み合わせにするための歯の動きを確認できます。

さらに、治療にかかる期間や必要なマウスピースの数を明らかにできるのもシミュレーションの魅力です。治療後の歯並びに納得できない場合は微調整もできますので、理想の状態へと近づけるでしょう。

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