インビザラインに対応している症例はどのようなものがある？

2023/01/28

でこぼこがある状態の叢生

叢生とは、全ての歯が生えるのに十分なスペースがなく、歯並びがでこぼこと不揃いな状態になることです。歯列がガタガタだとしても、歯の状態によっては抜歯せずにインビザラインで矯正できる可能性があります。

叢生をそのままにしておくと見た目に影響を与えるだけでなく、ブラッシングが困難になり、歯周病や虫歯のリスクが高まるでしょう。歯が重なったりねじれたりしても、適切な治療によって改善することがありますのでインビザラインを検討してみるのがおすすめです。

上顎前歯が出ている出っ歯

出っ歯は、インビザラインで治療しやすい症例の1つです。前歯が前に出ているイメージが強いですが、実は下顎が通常より小さいことで上顎の前歯が出ているように見える場合もあります。

マウスピースで奥歯を後ろに移動させて出っ歯を改善するなど、口腔内の状態によっては抜歯不要の治療も可能です。ただし、出っ歯の度合いが重度である場合や骨格が原因で前歯が出ている場合は、インビザラインだけでなく外科矯正やワイヤー矯正を併用することも考えられるでしょう。

口元が突出している開咬

奥歯の噛み合わせに問題はないものの、上下の前歯の噛み合わせがうまくできず、隙間ができる状態を開咬と呼びます。噛み合わせがうまくいかないため、前歯を使って物を噛み切れないのが特徴です。また、均等な噛み合わせできない状態が続くと前歯へ負担をかけることにもなります。

上下の前歯に隙間があり、叢生が見られる症例もマウスピースで奥歯を後方に移動させれば矯正できる場合があります。開咬を治すことで前歯で物を噛めるようになるため、見た目だけでなく日々の食事にも良い影響を与えられるでしょう。

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