インビザラインのアタッチメントとは？なぜ取り付ける必要があるのか？

2022/12/28

アタッチメントを付ける理由

アタッチメントとは、歯にマウスピースを固定するためのパーツです。アタッチメントを使わずマウスピースを装着すると、歯が動く際に滑ってしまい、マウスピースが浮く原因になります。

マウスピースが浮き上がったままだと歯に十分な力が加わらず、計画通りに矯正を行えなくなるため、インビザラインではアタッチメントを必ず装着するのが基本です。また、アタッチメントは歯にかける力を細かく調整する役割も担っており、矯正には欠かせないパーツだと言えるでしょう。

アタッチメントの素材

アタッチメントによく使用される素材として挙げられるのが、プラスチック製のレジンです。レジンは体への悪影響がなく、一般的な虫歯治療にもよく用いられることで知られています。

また、歯と類似した色味のレジンは、装着した際に見た目の違和感が出ないのも嬉しいポイントです。比較的強度が低いため何かしらのきっかけで取れてしまうことがありますが、歯科医院に依頼すればすぐに取り付けられますので早めに相談すると良いでしょう。

インビザラインで用いられるアタッチメントの種類

アタッチメントは、最適タイプと通常タイプの2つに分けられます。最適タイプはインビザラインの製造元であるアライン社が自動でマウスピースに取り付けるもの、通常タイプはドクターが自らマウスピースに取り付けるものです。

また、最適タイプにも複数の種類があり、不正咬合を改善するオープンバイト用や深い噛み合わせに対応したディープバイト用などが挙げられます。そのため、患者さんに最適なアタッチメントを提案するドクターであることが大切です。

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