インビザライン矯正の期間はどのくらい?期間内に終わらせるためには
一般的には2年から3年
インビザラインには、2〜3年ほどかかるのが一般的です。特に、抜歯を伴うケースや歯並びのズレが大きいケース、ワイヤー矯正など他の矯正治療も併用するケースなどには期間が長くなる傾向があります。
ただし、短ければ1年半ほどで治療が完了するケースもあり、インビザラインの治療期間は1人ひとり異なると言えるでしょう。治療前にカウンセリングでシミュレーションを行い、おおよその期間についてドクターと相談するのがおすすめです。
矯正期間が延びる場合がある
詳細な治療計画を立てていても、口内の状態によっては期間が伸びることがあります。例えば、マウスピースは1日20時間以上装着する必要がありますが、装着時間が短いと計画通り歯が動かないため期間が延びる場合がほとんどです。
矯正治療中に歯周病や虫歯が発生して歯の形が変わった時は、マウスピースの再製作に伴って期間も延びます。また、予期せぬ治療計画の修正が必要となることもありますので、基本的に矯正治療の期間は長引きやすいと言えるでしょう。
歯を1ミリ動かすのに2ヶ月ほどかかる
マウスピースを使う場合、歯を1ミリ動かすまでに2ヶ月ほどかかります。効率的に矯正を行うためには、普段の生活に注意を払い、なるべく期間が短くなるよう工夫することが大切です。
きちんと歯を動かすためには、マウスピースの装着時間を守るようにしてください。虫歯や歯周病にならないよう歯磨きを徹底するのも重要なポイント。こうした工夫の上で定期的にドクターの検診を受けて口内の状態を確認していれば、予想以上に矯正期間が伸びるのを防げるでしょう。